不妊・皮膚病を漢方の力で解決!クスリのミネサキ(鹿児島県)

ご相談予約受付中
不妊のお悩み
不妊と心の関係
中国漢方による不妊改善
周期調節法
不妊の原因
男性不妊、その他
皮膚のお悩み
赤ら顔
ニキビ・吹き出物
アトピー
蕁麻疹(じんましん)
ご相談事例・その他
ふれあい漢方相談
体の中から美しく
漢方で体質改善
からだの悩み
ミネサキおすすめ商品
気ままにスタッフメモ
生活習慣と不妊の関係

オリモノが少ないと妊娠しにくいですか?

掲載日:2011.05.01

Q オリモノが少ないと妊娠しにくいですか?

K子さん(33歳)、栄養士。
結婚歴3年。半年前より不妊治療している。
血液検査では少々プロラクチン高め。そのためカバサールを週1回服用。
そのほかの検査では全く異常なし。
ご主人35歳。精子の状態はすべて良好。
<治療経過>
半年前より毎月クロミッドを服用してタイミング療法をするのですが、
なかなか妊娠に至りません。
そろそろ人工授精へのステップアップを考えています。
ただ、気になるのは最近オリモノが減りました。
オリモノが少ないと妊娠しないのですか?

 
A 排卵期のオリモノは妊娠させるために分泌するのです。
妊娠と関係するのは頚管粘液(排卵期オリモノ)です。
平均3〜5日間あります。
精子は卵管采の卵子と受精するためこの排卵期オリモノに乗って行くわけです。
排卵期のオリモノは粘りがあって10cmぐらい伸びる(牽糸状)が良しとされています。
この牽糸状(けんしじょう)オリモノの時にはホルモン状態は良くて、
卵胞の発育状態も良いと考えられます。
 
しかし排卵期オリモノが少ないからと言って妊娠しないということにはなりません。
体質的な問題もあり、もともとオリモノが少ない方もおられます。

外側にオリモノが出てこなくても、
内側でちゃんと良いオリモノが
出来ている方も多いのですからね。
 
ただ、以前は排卵期オリモノが多かったのに最近急に少なくなったとか、
全く見えなくなったとか、また、
クロミッド飲みだしてから急に排卵期オリモノが
少なくなったとか、
というケースはやはり注意です。
卵胞期(低温期)の
ホルモンが低下した可能性があるからです。
  
★オリモノの周期の変化★
生理から次の生理までの周期に合わせて、オリモノの変化は次の図のようになってます。 
生理後は、卵胞を育て完熟させるため卵胞ホルモンの分泌が増えます。
排卵後は受精卵を着床させるため内膜をふかふかにする
黄体ホルモンの分泌が増えます。
この卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌に合わせて、
オリモノが分泌量や粘度が変化しています。
 
★オリモノの分泌を増やすための中医学の知恵★
オリモノはホルモンが関係しています。
漢方ではホルモン活動の根本は「腎」。
「腎」の能力は生殖機能・自律神経の安定・ホルモン分泌に反映され、
妊娠する力に繋がります。

オリモノが無い、少ないのは「腎」の能力低下「腎虚」と考えます。
「腎虚」のなかでも、
潤いがない、オリモノが少ないなど乾燥感がある時は
「腎陰虚」。

「腎陰」の不足とは、
身体がほてる、のぼせる、目が乾燥、
低温期が高い、低温期が短い、
などの症状が出やすい状態です。
 

★「オリモノ」を増やす漢方薬や機能性食品★
「杞菊地黄丸」「知ばく地黄丸」「八仙丸」「天王補心丹」
「麦味参」
「二至丹」「百潤露」「西洋人参」など。

体質に合わせて服用します。

オリモノを増やすために大切なことは、心身ともに安定させること。



それがホルモンの
分泌を良くすることにつながります。
その結果オリモノが正常に増えてきて、妊娠する力が
ついてきたということです。
 
★「排卵期のオリモノ」は妊娠するための大切なもの★
オリモノは、ご自分の体質や症状に合った漢方薬を服用することで改善します。 
気になる方は、ご来店の上、
ご相談ください。
仕切り線

▲上に戻る